薬師寺(やくしじ)
     Yakushiji Temple 
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薬師寺 Official Page

薬師如来

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薬師寺 與楽門 写真 薬師寺 大講堂 写真
「與楽門」「大講堂」
YORAKU-MON GATEDAIKOUDO
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薬師寺 金堂 写真 薬師寺 写真
「金堂」
KON-DO
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薬師寺 写真 薬師寺 西塔遠景 写真
「中門」「西塔遠景」
CHU-MON GATESAITO
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薬師寺 東塔 写真 薬師寺 西塔 写真
「東塔」「西塔」
TOH-TO TOWERSAITO TOWER
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薬師寺 薬師如来座像 写真 薬師寺 弥勒如来 写真
「薬師如来座像」「弥勒如来」
YAKUSHI-NYORAIMIROKU-NYORAI
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薬師寺 日光菩薩立像 写真 薬師寺 月光菩薩立像 写真
「日光菩薩立像」「月光菩薩立像」
NIKKO-BOSATSUGAKKO-BOSATSU
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薬師寺 二天王像 写真 薬師寺 二天王像 写真
「中門 二天王像」「中門 二天王像」
NitennouzouNitennouzou
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薬師寺 二天王像 足下の邪鬼 写真 薬師寺 二天王像 足下の邪鬼 写真
「中門 二天王像

足下の邪鬼」

「中門 二天王像

足下の邪鬼」

JakiJaki
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薬師寺 玄奘三蔵院 写真 薬師寺 写真
「玄奘三蔵院」
GENJO SANZO-IN
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薬師寺 水煙 写真 薬師寺 写真
「相輪 水煙」
SUI-EN
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薬師寺 御朱印 写真
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奈良 薬師寺 境内図
「境内図」

薬師寺(やくしじ)

Yakushiji Temple

奈良市西ノ京町457

457,Nishino-Kyo-Cho,Nara-Shi,Nara


薬師寺略縁起

薬師寺は天武天皇により発願(680)、持統天皇によって本尊開眼(697)、更に文武天皇の 御代に至り、飛鳥の地において堂宇の完成を見ました。

その後、平城遷都(710)に伴ない現在地に移されたものです。当時は南都七大寺の一つとして、 その大伽藍はわが国随一の荘美を誇りました。すなわち金堂を中心に東西両塔、講堂、回廊が立ち 並び、なかでも裳階を施した金堂や塔のたたずまいの美しさは、″龍宮造り″と呼ばれて、人々の 目を奪いました。

爾来1300年を経、この間、幾多の災害を受け、特に享禄元年(1528)の兵火では、東塔( 国宝・白鳳時代)を除く諸堂が灰燼に帰しました。

昭和42年、故高田好胤管主により薬師寺白鳳伽藍の復興が発願されました。失われた堂塔の復興 を薬師寺の大悲願とされ、お写経勧進によって、金堂、西塔、中門、回廊、更には平成15年3月 に大講堂が復興され白鳳伽藍の輪奐美として甦りました。現代の日本人の浄らかな心の結晶が、堂 塔伽藍のたたずまいとして未来の人々に継承されることを願い、薬師寺では皆様の更なるお写経の ご結縁を願っております。


金堂

金堂は薬師寺縁起によると二重二閣、五間四面、瓦葺の建物で各層に裳階をつけた美しい堂で、龍 宮造りと呼ばれています。薬師寺白鳳伽藍は、金堂を初めとして東塔の意匠ですべて統一されてい ます。また「堂内の荘厳は美をつくし、燈火がなくても金色に光り輝いた」と伝えられています。


薬師三尊像〈国宝・白鳳時代〉

薬師如来を中央に、向かって右が日光菩薩、左が月光菩薩、あわせて薬師三尊と申します。薬師如 来は、東方浄瑠璃浄土の教主で、またの名を医王如来とも言い、私たちの身と心の病気を救ってく ださる仏さまです。脇侍の日光・月光菩薩は、動きのある美しい姿で、理想向な写実美を完成した 仏さまといわれています。 あたかも今造られたかのような美しいお姿は、世界でも最高の仏像と仰がれています。


東塔〈国宝・白鳳時代〉

各層に裳階をつけているため六重に見えますが、三重の塔です。この特異な形が、全体として律動 的な美しさを保ち、“凍れる音楽“という愛称で親しまれています。相輪の頂上に取り付られた水 煙は4枚からなり、その中には24の飛天が透かし彫りされています。


西塔

西塔は享禄元年に兵火で焼失し、昭和56年4月に453年ぶりに創建当初の白鳳様式をもって復 興されました。華麗な西塔が長年の風雪に耐えた東塔と並び立つさまは、大変印象的な光景といえ ましょう。


大講堂

大講堂は、正面41m、奥行20m、高さ7mあり、伽藍最大の建造物です。講堂が金堂より大き いのは古代伽藍の通則で、これは南都仏教が教学を重んじ講堂に大勢の学僧が参集して経典を講讃 したためです。大講堂の本尊には弥勒三尊像(重要文化財 白鳳時代)・後堂には仏足石・仏足跡 歌碑(国宝・天平時代)が安置されておます。仏足石の両脇に釈迦十大弟子(中村晋也作)も祀ら れております。


東院堂〈国宝・鎌倉時代〉

東院伽藍は養老年間に吉備内親王(きびないしんのう)が元明天皇(げんめいてんのう)の冥福を 祈り、発願建立されたものです。奈良時代の位置は東側(現在の観音池)にあり、南に向いて建て られていましたが、天禄4年(973)の火災で焼失、弘安8年(1285)現在の地に建てかえ られた、国宝の建物です。奈良時代は土間が通常でしたが、板床を敷き東院禅堂と呼ばれたことを 考えると、鎌倉時代には禅の影響があったと思われます。


聖観音菩薩像〈国宝・白鳳時代〉

このお像の若さの中に漂う気品と端麗さは、文字通り「祈りが昇華してゆく崇高なお姿」といえま しょう。肩のあたりまで幾筋かにわかれて下がる垂髪、二重の首飾り、透きとおるような衣服、花 びらのような繊細で美しい指の動き、そして直立不動の直線的な姿勢。これらは、初唐時代に中国 を通って流れてきたインドのグプタ王朝の影響を強く受けています。


玄奘三蔵院伽藍・大唐西域壁画殿

玄奘三蔵院伽藍中央の玄奘塔は、法相宗の始祖玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)のご頂骨を真身舎 利として奉安し、須弥壇には玄奘三蔵訳経像をお祀りしています。また、大唐西域壁画殿は、平山 郁夫画伯が30年の歳月をかけ完成された玄奘三蔵求法の精神を描いた壁画を絵身舎利としてお祀 りするものです。

薬師寺のしおり より


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