上野東照宮(うえの とうしょうぐう) Ueno Toshogu 天空仙人の神社仏閣めぐり
日光東照宮| 上野東照宮| 芝東照宮| 芝増上寺 |
「上野東照宮」 | 「上野東照宮」 |
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Ueno Toshogu | Ueno Toshogu |
「唐門」 | 「扁額」 |
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Karamon | Hengaku |
「昇り龍」 | |
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Noboriryu |
「上野東照宮」 | 「上野東照宮 栄誉権現社」 |
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Ueno Toshogu | Eiyo Gongensha |
「他抜きの絵馬」 | |
Tanuki Ema |
Ueno Toshogu
東京都台東区上野公園9−88
9-88,Ueno-Koen,Taito-Ku,Tokyo
TEL. 03-3822-3455
東照宮略記 祭神 徳川家康・徳川吉宗・徳川慶喜 元和2年2月、見舞いのため駿府城にいた藤堂高虎と天海僧正は、 危篤の家康公の病床に招かれ三人一処に末永く魂鎮まるところを造って欲しいと遺言された。 そこで高虎の家の屋敷地であるこの上野の山に、寛永4年(1627)に本宮を造営した。 その後将軍家光はこの建物に満足出来ず、慶安4年現在の社殿を造営替えし、江戸の象徴とした。 境内 案内板より
上野東照宮略記 ★唐門(唐破風造り四脚門)−−慶安4年(1651年)建築。明治40年国宝指定。 総金箔の門で、両側上部にある松竹梅と錦鶏鳥の透彫は殊に室町、桃山の技術を集大成したものとして評価されている。 柱内外4額面には、不忍池の水を飲みにいったという左甚五郎作の昇り竜、降り竜があり講談などで馴染み深いものである。 ★透塀−−慶安4年(1651年)建築。明治40年国宝指定。総金箔の門であったが、 国の予算がないまま現在下地漆塗りに留めている。 上下にある彫刻もすべて極彩色であり、上欄には花木山禽、下欄には水草鳥魚をあしらい、 その数約300枚あったが戦後進駐軍の土産に持ち去られ現在は約250枚程となった。 現在作らせると一枚20万円であるところから、この社殿の現代的な価値も想像できると思う。 ★拝殿−−慶安4年建築。明治40年国宝指定。間口7間、奥行3間で日光に次ぐ結構である。 幣殿、本殿と共に銅板葺き屋根であり、日本には二つしかない。(中尊寺光堂)金色殿として有名である。 三方の浜縁は総黒漆塗りである。天井は一尺桝目の格天井で、中央正面にある「東照宮」額は後水尾天皇真筆で純金である。 壁画は狩野探幽の筆になるもので、桃山期の画風をほうふつとさせる華麗なものである。 ★幣殿−−慶安4年建築。明治40年国宝指定。将軍家の間で、 長押上の松に鷹、鳳凰に牡丹の彫刻や、狩野派の壁画が名高い。 ★本殿−−慶安4年建築。明治40年国宝指定。内部は前後に格桟戸に依って敷切られ、 後部は、金梨地の浜縁に巡らされた総金箔の社殿によって占められている。 ここに家康公、吉宗公 寒松院、天海僧正の御神体が安置されている。本宮を三所大権現と称していたのも、ここから起っている。 ★表参道大石鳥居−−寛永10年、1633年酒井忠世建築奉納。昭和17年国宝指定。 関東大震災の析にも微動だにしなかった程、基礎工事が完全であるというので、建築界の驚異の的となっているものである。 ★池の端参道石鳥居−−寛永3年黒田忠之奉納。江戸城内紅葉山東照宮にあったものを、明治7年5月当宮に移築したものである。 ★御水舎−−明治6年、新門辰五郎奉納。男伊達として市民の崇敬を受けていた辰五郎は、特に将軍家の親任が篤かった。 ★銅灯籠−−慶安4年諸大名奉納。昭和17年国宝指定、唐門両側6基は御三家奉献になったもので総て時価1,000万円はするという。 このうち社殿向かって右側手前の一基だけは寛永4年の銘があり、 藤堂高虎(寒松院)が、家康公十三回忌の折りに神前に寄進したもので、型も南円堂型でおもしろい。 ★石灯籠−−慶安4年奉納約200基、寛永年間奉納17基、文化、文政、享保年間奉納25基で、諸大名の寄進になったものである。 この中でも有名なるものに、俗称お化け灯籠がある。 寛永8年佐久間勝之の奉納になるもので、高さ6.8米あり、あまりにも大きいのでこの名がある。 京都南禅寺、名古屋熱田神宮のものと併せて、日本三大灯籠といわれている。
家康公御遺詔 人の一生は重荷を負って遠き道を行が如し、いそぐべからず。不自由を常と思えば不足なし。 心にのぞみおこらば困窮したる時を思い出すべし。堪忍は無事長久の基。 怒は敵と思え。勝つ事ばかり知って負くる事を知らざれば、害、その身に至る。 己を責めて人を責むるな。及ばざるは過ぎたるより勝れり。 慶長八年正月十五日 家 康
上野 東照宮 しおり より
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