高幡不動尊(金剛寺)(たかはた ふどうそん)    Takahata Fudouson(Kongouji Temple) 天空仙人の神社仏閣めぐり

高幡不動尊(金剛寺) Official Page

高幡不動尊の紫陽花

お不動様

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新選組 つながり

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高幡不動尊 不動堂 写真 高幡不動尊 大日堂 写真
「不動堂」「大日堂」
FUDOH DOHDAINICHI DOH

高幡不動尊 五重塔 写真 高幡不動尊 ほのほうちわ 写真
「五重塔」「ほのほうちわ」
FIVE STORIED PAGOTAHONHO UCHIWA
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高幡不動尊 厄除け守護牛王宝印 写真 高幡不動尊 写真
「厄除け守護牛王宝印」「交通安全守り」
YAKUYOKE SHUGO GYUUOU HOUINKOUTUU ANZEN MAMORI
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高幡不動尊  写真 高幡不動尊 弘法大師像 写真
「大師堂」「弘法大師像」
DAISHI DOHKOUBOU DAISHI ZOH

高幡不動尊 鳴り龍拝観 写真 高幡不動尊 鳴り龍拝観 写真
「鳴り龍拝観」
NARI-RYUU

高幡不動尊 金剛界曼荼羅 写真 高幡不動尊 胎蔵界曼荼羅 写真
「金剛界曼荼羅」「胎蔵界曼荼羅」
Kongokai MandaraTaizokai Mandara

高幡不動尊(金剛寺) 境内図
「境内図」

高幡不動尊(金剛寺)(たかはた ふどうそん)

Takahata Fudouson(Kongouji Temple)

東京都日野市高幡733

733,Takahata,Hino-Shi,Tokyo

TEL 042-591-0032

京王線高幡不動駅から徒歩約3分

またはJR中央線日野駅からバスで高幡不動前下車すぐ


ご利益

諸願成就、厄除け、火難除け、交通安全


高幡不動尊金剛寺の沿革

真言宗智山派別格本山、高幡山明王院金剛寺は古来関東三不動の一つに挙げられ高幡不動尊として 親しまれている。

その草創は古文書によれば、大宝年間(701)以前とも或いは奈良時代行基菩薩の開基とも伝え られるが、今を去る1,100年前平安時代初期に慈覚大師円仁が、清和天皇の勅願によって当地 を東関鎮護と定め、山中に不動堂を建立し、不動明王をご安置したのに始まる。

のちに建武2年(1335)8月4日夜の大風によって山中の堂宇が倒壊したので、時の住僧儀海 上人が康永元年(1342)麓に移し建てたのが現在の不動堂で関東稀に見る古文化財である。

続いて建てられた仁王門ともども重要文化財に指定されている。

足利時代の高幡不動尊は鎌倉公方をはじめとする戦国武将の尊崇をあつめ「汗かき不動」と呼ばれ 数々の霊験を伝えている。又、江戸時代は関東十一檀林に数えられ、火防の不動尊として広く庶民 の信仰をあつめた。当時門末三十六ケ寺を従え、関東地方屈指の大寺院であったが安永8年の業火 により大日堂をはじめ大師堂、山門客殿、僧坊等を一挙に焼失した。

その後、歴代住持の営々たる努力により徐々に復興に向かったが殊に昭和50年代以降五重塔・大 日堂・鐘楼・宝輪閣・大回廊等の工事が相継ぎ往時を凌ぐ程の寺観を呈するようになった。

総重量1100キロを超える巨像で古来日本一と伝えられた重要文化財の丈六不動三尊はこの度千 年ぶりの修復作業が完了し現在奥殿にご安置されている。


境内散策

万葉集にうたわれた多摩の横山(多摩丘陵)の一角をとり込み、千古の緑に包まれた高幡不動尊三 万余坪の境内は、春の椿・山茱萸に始まり、桜(300株)・紫陽花(7500株)・もみじ(古 木350株・若木1000株)など四季とりどりの花木に恵まれています。又新選組記念碑・土方 歳三像・上杉憲顕の基・お鼻井戸・芭蕉句碑をはじめ史蹟・文学碑等も多く、裏山不動ヶ丘には山 内八十八ヶ所の弘法大師像がまつられているなど、ご参拝に歴史・文学探訪に絶好ですのでごゆる りと散策をお楽しみ下さい。

土方歳三像

新選組副長土方歳三は天保六年市内石田の生れ、明治11年5月11日箱館戦争で戦死。三十五歳。 毎年歳三の命日に近い5月第2日曜に、新選組まつりが開催されます。尚歳三の生家は高幡山の檀 頭格の旧家です。

高幡山 金剛寺 しおり より


真言宗智山派別格本山

高幡山全剛寺大日堂

大宝以前草創の由緒を伝え、清和・陽成両帝勅願の古刹、高幡山金剛寺の総本堂大日堂は、江戸時 代安永八年の大火で消失して以来、永く仮本堂のままでしたが、漸く昭和六十二年に根本改修工事 が完了し、鎌倉時代様式・総檜材・入母屋造り・本瓦葺の大本堂に、又、附設の大玄関は軒付柿葺 ・唐破風・桃山時代様式の堂々たる建物に生れ変りました。

堂内には平安中期様式の金剛界大日如来像・有名な鳴り龍をはじめ数多くの仏・菩薩、古美術、芸 術作品等が展示されており、ごゆるりと拝観していただけます。尚、関東稀に見る古仏十世紀の大 日如来像(市指定文化財)は現在奥殿に展示されています。

見どころ

仏像

大日如来像(平安時代中期様式・国宝修理所美術院作)

不動明王像(室町時代)阿弥陀如来像(江戸時代)

飯縄不動像(江戸時代)他

天井画  鳴り龍(江戸時代・中村岳蓮筆)

襖絵

  桂林山水朝陽夕粧・八枚(後藤純男筆)3月〜11月展示

  八福神像-八枚    (江本象岳筆)12月〜2月

書画

  冨嶽図(坂本雅城筆)・安らぎ(長谷部日出男筆)

  龍壽(柳田泰山書)・その他古書画随時展示

彫刻

鳥遣いの鷹二面(伝左甚五郎作・不動堂彫刻群の一部)

龍と鳳凰の欄間内陣中備彫刻群(すべて江戸時代)

その他

土方歳三位牌並びに新選組関係者位牌

大奥取締岡野の位牌・お駕篭等

※時折展示替えがありますのでご承知置き下さい。

大日堂参拝記念 拝観券より


金剛寺仁王門

仁王門は室町時代に当初、楼門として計画されたが、途中何らかの理由で計画変更され、上層の主 要部を覆うような形で屋根がかけられ、近年まで外観は単層であった。昭和34年、解体復原修理 の際、楼門として復原され、銅板葺となった。

仁王尊は室町時代のものと推定されている。楼上の扁額「高幡山」は江戸時代初期の運敞僧正(号 泊如)の筆である。


重要文化財 金剛寺不動堂 

不動堂はもと山上にあったが、建武2年(1335)の大風で倒壊し、時の住僧儀海上人の発願に よって、康永元年(1342)現在地に移建された。昭和31年の解体復原修理の際、江戸時代の 彫刻群等、後世のものは全部取り除かれ、創建時の豪壮・簡素な堂に復原され銅板葺となった。

尚 堂内安置の丈六不動明王像ならびに両童子像(平安時代)・不動明王像内文書69枚(南北朝 時代)及び鰐口(鎌倉時代・文永10年銘)はすべて重要文化財に指定されている。

以上 境内 日野市教育委員会 案内板より


高幡不動尊金剛寺の歴史 

真言宗智山派別格本山高幡山明王院金剛寺は古来日本一と伝えられる木彫の丈六不動三尊像をご安 置する寺で、高幡不動尊と呼ばれて親しまれている。

古文書等に大宝以前の草創、行基菩薩の開基と記されているが、平安時代初期に慈覚大師(円仁) が清和天皇の勅願によって当地を斗煥東関鎮護の霊場と定め、山中に御堂を創建したことが知られ ている。(重文・文永の鰐口銘文)

後、建武二年(1335年)の大風によって山中の堂宇が倒壊し、時の住僧儀海上人が七年の歳月 をがけて康永元年(1242年)麓に移建したのが現在の不動堂で東京都最古の文化財建造物であ る。

不動堂はその後建て直された仁王門と共に中世の密教建築の代表的遺構として旧国宝(現重要文化 財)に指定されている。

鎌倉時代以後の高幡不動尊は十院不動堂と呼ばれた談議所(学問所)で真言宗武蔵方(虚空蔵院儀 海方)の中心寺院であった。


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