有田 陶山神社
  (すえやま じんじゃ 通称 とうざん じんじゃ)
      Arita Sueyama Jinja Shrine 
                  天空仙人の神社仏閣めぐり
有田 陶山神社 Official Page
有田 陶山神社 鳥居 写真 有田 陶山神社 写真
「鳥居」「陶山神社」
TORIITOZAN JINJA SHRINE
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有田 陶山神社 陶器製の扁額 写真 有田 陶山神社 写真
「陶器製の扁額」
HENGAKU
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有田 陶山神社 陶器製の扁額 写真 有田 陶山神社 陶器製の燈籠 写真
「陶器製の扁額」「陶器製の燈籠」
HENGAKUTORO
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有田 陶山神社 陶製の狛犬 写真 有田 陶山神社 狛犬と桜 写真
「陶製の狛犬」「狛犬と桜」
KOMA-INUKOMA-INU
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有田 陶山神社 写真 有田 陶山神社 商売繁盛守り 写真
「御守」「商売繁盛守り」
OMAMORISHOBAI-HANJO-MAMORI
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有田 陶山神社 境内のサクラ 写真 有田 陶山神社 サクラ 写真
「境内のサクラ」「サクラ」
SAKURASAKURA
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有田 陶山神社 (すえやま じんじゃ 通称 とうざん じんじゃ)

Arita Sueyama Jinja Shrine

佐賀県西松浦郡有田町大樽2丁目5番地1号

2-5-1.Otaru,Arita-Machi,Nishi-Matsura-Gun,Saga

有田 陶器市へ


鎮座地

〒844-OO04

佐賀県西松浦郡有田町大樽2-5-1

TEL.955(42)3310

FAX.0955(42)3317

宮司 富田清登 禰宜 富田胤臣


祭神

主祭神  応神天皇

相殿神  鍋島直茂公

     李参平公


創建

万治元年(1658)8月、有田皿山代官の命により、伊万里市大里二里町鎮座の郷社、 八幡宮からご分霊をいただき現在の地に創建された。


由緒

元和2年(1616)李参平公が、泉山で白磁石を発見し、白川の天狗谷で磁器の焼成に 成功した。

寛永12(1635)年、登り窯13基、窯元150戸、正保4(1647)年、柿右衛 門により赤絵創始。慶安3(1650)年、初めて日本陶磁器145個が長崎から海外へ 輸出された。ついで万治2(1659)年オランダ商館(VOC)がモカ向け陶磁器5万 6千7百個の焼成契約。

焼成に成功してからわずか40年間で技術を向上させ、有田焼の体制を作り上げた李参平 公を長(オサ)とする陶工集団の並々ならぬ努カがあった。 このころに当社は「有田皿山宗廟八幡宮(アリタサラヤマソウビョウハチマングウ)」の 社名で創建されています。

社名は、「有田皿山代官が支配する全ての神明が帰一する八幡宮」という意味で、有田焼 の窯元・商人および有田住民をあまねく守護する神として祀られている。明暦元年(16 55)8月11日李参平公が亡<なります。わずかその3年後、当社は創建され「公」と深 い関わりがあります。公は「金ケ江」の姓を名乗ることを許され、肥前藩から手厚い庇護 を受けていた。

陶工たちの長として、磁器発展の功労者で中心的存在であったあるじを慕い、嘆き悲しん でその御霊を祀ったのである。 後世、「公」に対する尊敬の念を忘れることな<、磁器創成300年を記念して大正6年( 1917)10月神社後方の山頂に記念碑が建てられた。

現在5月4日有田焼の繁栄を願って「陶祖祭」が催される。


祭礼日

10月16〜17日   有田<んち

11月23日      注連受渡神事


有田ならではの風情

陶磁器製の奉納物

「有田おくんち」の神事町注連元記念として奉納された。

◎磁器製鳥居

明治21(1888)年稗古場奉納。高3.65m 横3.9m。磁器製の鳥居として有 名。白磁の素地に、天然呉須(ゴス)による淡いブルーの唐草文様が美しい。

◎陶磁器製狛犬

明治20年(高82cm)赤絵町第10代今右衛門奉納、磁器製の阿吽1対で珍しい形状の 狛犬、秋の紅葉を背景に有田の風情を醸し出す。

◎磁器製大水瓶

明治22年(高109cm 径90cm)中ノ原奉納、大物づ<りで有名な井手金作の逸品 作、現在ではロクロではこれ以上の物は出来ない。

◎陶祖李参平碑

海抜85mの境内駐車場から、65mの高低差がある。徒歩で約300m、所要時間約5 分。構造物の規模は、幅11.5m 奥行き20mの斎場の中央に、周囲7.5m四万の 石玉垣をめぐらし、高さ約6mの碑である。

◎碑文

碑文には「公はわが有田の陶祖であることは勿論のこと、我が国、窯業界の大恩人である 。現在、陶磁器関係に従事ずる人は、その恩恵にあずかっている、その偉業をたたえてこ こに仰ぎ祀る」と記されている。

◎磁器製欄干

弘化3(1846)年9月幸平奉納神社本殿にあり、人の気づきにくい所なので知る人は多 くない。角物細工、トツプの擬宝珠にロクロ目が残っている。江戸後期の作調の豊かさが あり、暖かさが伝わる逸品である。

◎元帥古賀峯一顕彰碑

山本五十六大将の次の聯合艦隊司令長官で昭和19年3月31日殉職(61)元帥の称号 を賜った。有田出身、5月18日慰霊祭

◎深川栄左右衛門記念碑

有田焼工業の祖。香蘭社・深川製磁の創業者明治23年10月23日(57)没、明治の 文明開花期の有田のリーダーで、パリ万博・フィラデルフィア万博など日本を代表して出 陳。有田焼の国際貿易にカを入れ、有田焼を世界的なブランドにした功労者。

◎江越礼太碑

有田学問の祖。有田小学校初代校長。有田焼発展の為には後継者の育成が大切で「西洋の 技術習得が名工を育てる」と説いている。学制施行前の明治4年(1871)に学校が創 建された。

◎有田焼製お守り絵馬

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特に、有田焼発祥の陶祖神だから出来るお守り「マイお守り」は、小さいミニ絵馬に名前 が入ます。 世界でただ一つの「あなたのお守り」と、大変好評です。1個400円+送料でインター ネットか郵便ハガキ又はフアツクスにて申し込んで下さい。各地発送致します。

◎マイお守り

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陶山神社 しおりより


陶山神社(すえやまじんじゃ 通称とうざんじんじゃ)

陶山神社は、万治元年(1658)8月、現在の伊万里市二里町大里の神原八幡宮から主 祭神・応神天皇の霊が移され、「有田皿山宗廟八幡宮」として開かれました。

その「八幡さん」が陶山神社と呼ばれるようになったのは明治以後で、藩祖鍋島直茂公と 陶祖李参平公をあわせて祀るようになりました。

境内にはいくつもの記念碑や顕彰碑があり、江戸時代の名代官「成松信久碑」を始め、学 問の功績者「江越礼太碑」、有田焼商工の功績者「八代深川栄左衛門碑」、有田陶器市の 発案者「深川六助碑」、また神社後方の山頂には、磁器創成300年を記念して大正6年 (1917)に「陶祖李参平碑」が建立されるなど、有田皿山をリードしてきた先人の威 徳を讃えています。


陶山神社と磁器鳥居 

祭神 応神天皇・鍋島直茂公・李参平公

ここ陶山神社は、江戸時代「有田皿山宗廟八幡宮」と称される通り、有田町及び有田焼繁 盛の「陶祖の神」として、有田町を見渡すこの蓮華石山麓の景勝の地に創建されました。

四季折々に桜やツツジ、それに有田と縁が深い韓国の国花ムクゲなどを咲かせて神域を彩 ります。周りを見渡せば白磁の狛犬(明治20年・西暦1887年赤絵町10代今泉今右 衛門奉納)や染付の大鳥居(同21年。稗古場町奉納)、大水甕(同22年・中ノ原町奉 納井手金作作)など有田ならではの風情があり、まさに陶山神社は皿山の野外歴史資料館 そのものです。

境内 案内板より


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