大原 宝泉院(おおはら ほうせんいん)
     Housen-in Temple 
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大原 宝泉院 Official Page

庭園

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大原 宝泉院(おおはら ほうせんいん) 

Housen-in Temple

京都市左京区大原勝林院町187番地

187,Oohara-Shorinin-Cho,Sakyo-Ku,Kyoto


大原の里 宝泉院

縁起

平安初期、比叡山に天台仏教を開いた最澄の高弟・円仁が唐に渡り、十余年間の仏教修学 を終え、帰国し、叡山に密教、五会念仏、等またその法要儀式に用いる仏教音楽「声明」 を伝えた。

後、長和二年(1012)寂源は大原寺(勝林院)を創建し、法儀声明を盛んにした。

平安末期、良忍が出るに及んで大原は、法儀声明の修学地(声明の里)として有名になる。

当院は、大原寺(勝林院)住職の坊として平安末期頃よりの歴史をもち、現在に至っている。

建物

室町時代文亀二年の再建といわれるが、建物等の形式からみて江戸初期頃の再建だと思 われる。

この寺の竹の枝間をうちこして

吹き来る風の音の清さよ

額縁庭園

客殿の西方、柱と柱の空間を額に見たてて観賞する。竹林の間より大原の里の風情を満喫 できる。庭の名前は盤桓園(立ち去りがたい意)と称する。

鶴亀庭園

江戸中期作、部屋の中から格子ごしに観賞する。池の形が鶴、築山が亀、山茶花の古木を 蓬莱山とみる名園である。

血天井

慶長五年関ヶ原合戦前、徳川の忠臣・鳥居元忠以下数百名が豊臣の大軍と戦い伏見城中で 自刃した。その武将達の霊をなぐさめ、供養のために、自刃した場所のものを天井にして 祀ったものである。

石盤

サヌカイトといわれる美しい音が出る石である。当院の住職で声明の大家であった深達僧 正(明治時代)が音律を調べるために愛用されたものである。


仏のことば

ことばだけ美しくて

実行の伴わないのは

色あって香りのない

花のようなものである

花の香りは

風に逆らっては流れない

しかし善い人の香りは

風に逆らって世に流れる

眠られない人に夜は長く

疲れた者に道は遠い

正しい教えを知らない人に

その迷いは長い

               法句経

               住職・藤井宏全

大原の里 宝泉院 パンフレットより


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