新潟 白山神社(はくさん じんじゃ)
     Hakusan Jinja Shrine
            天空仙人の神社仏閣めぐり
新潟 白山神社 Official Page
新潟 白山神社 写真
「新潟 白山神社」
Hakusan Jinja Shrine

新潟 白山神社 随神門 写真
「随神門」
Zuishin-mon

新潟 白山神社 随神門 写真 新潟 白山神社 本殿 写真
「随神門」「本殿」
Zuishin-monHonden
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新潟 白山神社 神明照覧 扁額 写真 新潟 白山神社 奉納額 写真
「神明照覧 扁額」「奉納額」
HengakuHounou-Gaku
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新潟 白山神社 御稲御倉 写真 新潟 白山神社 大黒さま 写真
「御稲御倉」「大黒さま」
MishinenomikuraDaikoku-sama
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新潟 白山神社 狛犬 写真 新潟 白山神社 狛犬 写真
「狛犬」「狛犬」
KomainuKomainu
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新潟 白山神社 絵馬 写真 新潟 白山神社 絵馬 写真
「絵馬」「絵馬」
EmaEma
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新潟 白山神社 恋愛成就の願掛け 写真 新潟 白山神社 商売繁昌 絵馬 写真
「恋愛成就の願掛け」「商売繁昌 絵馬」
GankakeEma
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新潟 白山神社(はくさん じんじゃ)

Hakusan Jinja Shrine

新潟県新潟市中央区一番堀通町1-1

1-1,Ichibanbori-toori-cho,Chuou-Ku,Niigata


はくさんさま

白山神社の御祭神、菊理媛大神(くくりひめのおおかみ)(白山大神)は別名を、白山比淘蜷_と 申され、加賀の霊峰白山頂上に祀られている女の神さまで、この神様を勧請して新潟の地に祀った ものです。菊理媛大神は農業の神、海上の神、そして国家、郷土の守り神として広く人々より尊崇 されてまいりました。

「くくりひめ」の「くく」とは、糸をくくるように「人々の願いを聞き入れて下さる」という意味 であり、菊理媛大神は男女の仲を糸をくくり整えるように取り持つ「縁結び」の神様として全国的 にも有名であります。「結ぶ」御力に優れており、家族との絆を結ぶ「家内安全」「夫婦円満」、 志望校との縁を結ぶ「受験合格」、良い取引きとの縁に恵まれ結ばれる「商売繁昌」、お金との良 い関係に恵まれ結ばれる「金運上昇」「開運」など様々なご利益がございます。

また、女の神さまであり「繁栄」の御力に優れ、古くより、新潟の総鎮守、氏神さまとして、「子 授け」「子宝」「安産」「お宮まいり」「初宮詣」「七五三」にご利益があるとされ、毎年、多 くのお子様がおまいりに訪れます。そして、ご家族の繁栄「子孫繁栄」「家内安全」、商売、仕事 での繁栄「事業繁栄」「商売繁昌」のご利益は新潟市内、県内では有名であります。

新潟町の生成に深く関わり、湊町新潟の発展する中で、新潟総鎮守として新潟市民はもとより多く の方々に崇敬され現在に至っております。


《主祭神》

菊理媛大神(白山大神=白山比淘蜷_)

伊邪那岐命

伊邪那美命

《配祀神》白山大神と関わりの深い古くより本殿におまつりしている神様

天照皇大神

八幡大神        家内安全、交通安全、厄除、開連、安産

《合祀神》明治六年(1873)白山公園造成にあたり、境内に点在していた神社の神様を本殿に お遷しし、おまつりした神様

住吉大神      海上守護、大漁満足、和歌の神、子授け

稲荷大神      農産守護、商売繁昌、事業繁栄、芸能上達

天満天神(菅原道真)   学業成就、受験合格、書道の神、芸能守護

出雲大神(大国主命)   国造りの神、縁結び、五穀豊穣、商売繁昌

春日大神      神祇奉祀

鹿島大神      武道の神、武運の神、地震の神、安産

香取大神      武道の神、武運の神、勝運

松尾大神      酒造の神、生産守護、山の神、林業の神

宮地大神      宮地守護(白山神社の宮地の守護)

三峰大神      火除け、盗難除け、病気除け、災難除け

猿田彦大神     導きの神、交通安全、安産、長寿の神

金刀比羅大神    海上安全、幸福開運、医薬、農業の神

淡島大神      医薬、病気平癒、禁厭(まじない)、温泉の神


白山神社のいわれ

白山神社の御祭神、菊理媛大神(白山大神)は別名を、白山比刀iしらやまひめ)大神と言い、加 賀の霊峰白山頂上に祀られている女神さまで、この神様を勧請して新潟の地に祀ったものです。 菊理媛大神(くくりひめのおおかみ)は農業の神、海上の神、そして国家、郷土の守り神として広 く人々より尊崇されていました。

菊理媛大神は願うことを正しくよりよい方法でお導きくださり、乱れた糸をくくり整えるように融 和され仲を取り持ち和す縁結びの神様であります。

白山神社の建立の年代は永禄(1558〜)・天正(1573〜)の二度の火災で旧記を失い知る ことはできませんが、延喜(601〜)とも寛治(1087〜)ともいわれています。しかし、元 亀年中(1570〜)に、白山神社別当だった宇亀院住職憲海が五寸の十一面観音銅像、宝剣、鏡 を白山神社に安置したことが記録に残っています。戦国時代には上杉景勝が戦勝の帰途に鏡と啓を 寄進。当時すでに大社であったことがわかります。また、明治元年の神仏混交の禁により十一面観 音は宝亀院に引き渡され現存しております。なお明治六年には、政府が公園設置の布達をだすと、 公園を造るため松林の境内に点々と建立してあった摂社・末社を全部御本殿に合祀したため、御祭 神が多いのです。

古く白山神社は式内社に列せられ、延喜式神明帳に「越後国 沼垂郡 船江神社」と記されており ます。また、大正13年には県社に、昭和56年には別表神社に列せられ昇格いたしました。

本殿は正保元年(1644)宝亀院住僧賢尊が再興を計画、長岡藩主牧野氏が自ら造営を監督し、 正保四年六月十八日に三軒流造の本殿が竣工、藩主牧野忠成は能を献じ盛観を極めました。以来、 祭日には能楽を奉納する例を開きました。新潟地震の後修理をなし現在に至っております。

拝殿は本殿造営の翌年、慶安元年(1648)の造営と伝えられております。宝永年間(1704 〜)享保元年(1716)廷享四年(1747)には建替、修理の記録が残っております。昭和3 4年11月には屋根が萱葺であったのを銅板に変え、その際に修理をなし現在に至っております。

境内は白山公園を含み一万坪あり、昔は参道の石橋のところに随神門がありました。


はくさんさまはどういう神様ですか

白山大神さまは「菊理媛大神」と申され、別名を白山比淘蜷_と申される女の神様であります。

1、くくりひめさまは日本書記に書かれている神様で、伊邪那岐命、伊邪那美命の夫婦の神様がけ んかをしたときにお二人の間に入って、仲を取り持ったという神様で、ここから縁結びの神様と言 われております。よく女の神様の神社におまいりすると、神様がやきもちを焼いてそのカップルは 別れると言われますが、はくさんさまはけんかしている二人をより強く結びつけた神様ですので、 別れるどころかより強く二人を結びつけて下さることでしょう。ここから「縁結び」の神様、「 夫婦円満」「家内安全」の神様とされております。

2、くくりひめの「くく」は、物事を「くくる」意味で、乱れた糸をくくり整えるように、男女の 仲を取り持つ縁結びの神様であります。

私たち日本人は古くより「むすび」を大切にしてまいりました。

結婚することを古くは「妹背(いもせ)の契りを結ぶ」と申して、婚姻を結ぶことは、お二人が夫婦 として結ばれるだけでなく、両家のご家族が結ばれ、代々のご先祖さまが結ばれることであります。 そうした「むすび」の中で私たちの家は連綿と栄え続けているのです。人が一番初めに縁を結ぶの は親子の縁であります。人と人とのつながり、「むすびつき」により私たちは日々、生活しており ます。はくさんさまは日々の生活の中でよりよき縁を授けて下さり、より強く結んで下さる神様で あります。

3、くくりひめの「くく」は「聞入れ」とも解され、平田篤胤によると男女二神の仲取持ちをして、 女神の言うことを男神に聞入れ、男神の言うことを女神に聞入れた功により負う名で「聞入れの神 」であると言われております。いつでも、どこでも、あなたが正しく願う誠の声を聞かれると、直 ちに「聞入れ」て下さり、一番いい方法で、あなたを救って下さるのです。はくさんさまはお願い を聞入れて下さる神様なのです。

4、くくりひめの「くく」とは木の祖神「句句廼馳(くくのち)の神」と申し上げて木がぐんぐん 伸びていく様を。また、宇宙の大生命がぐんぐん伸び栄えてゆく生命の勢いを「くく」と表現し、 「理」は「天の神を理といい、地の神を気という」と古書にあり、天の神様の事で、「媛」は女神、 母性、万物を生み出すという意味であります。伊邪那岐命、伊邪那美命は山川草木いきとし生ける ものをお生みになった神様で、生命の発展向上を表現された神様で、はくさんさまは万物の生命の 弥栄、すなわち繁栄をつかさどる神様です。はくさんさまは事業繁栄・商売繁昌にご利益のある神 様であります。

管窺武鑑(かんきぶかん)、北國太平記によると、天正十三年(1585)白山島には上杉景勝と 新發田重家が戦った白山城(新潟城)があり、城内に白山大神をおまつりし、商人であふれ賑わっ ていたという記述が見られ、当時より商売繁昌の神として崇められていたのがわかります。

5、「くくる」は水を潜るということから禊祓の神様でもあります。古くより水には神秘的な力が 宿ると信じられ、けがれやきたない心を除き身を清める、心を清める力があるとされてきました。 これは災いや厄など、災難、不幸をはらってくれる御力のことであり、厄除け、災難除けにご利益 のある神様であります。

6、くくりひめさまは女の神さまで生む力と育て成育させる力を持った神様でいらっしゃり、生命 の親神様と崇敬されております。白山から流れでる生命の源、水を司り豊富な水資源により北陸の 流域に農耕、殖産興業を起こし人々の生活を豊かにして下さいました。明治初期の頃迄は境内に米 蔵が建ち並び秋には収穫の感謝を込めたお米がたくさん奉納されました。また、古く神社は湊の先 端に位置し燈明は海上の目印となり、海上安全、大漁満足の神様としても崇められておりました。 その後、堀が張り巡らされた新潟の湊町を水害から守って下さる水の神様であり、五穀豊穣、農産 守護の農業の神様でもあります。

7、はくさんさまは地主神、産土神として新潟町の生成から発展に御力を尽くされた新潟開拓の守 護神、鎮守さまとしての御神徳を発揚される建築、家造りにもっとも関係の深い神様であります。 家を建てる時は工事始めの地ならしをすると同時に土地を祓い清め地鎮祭を行い安住の地といたし ましょう。


蛇松明神 じゃまつみょうじん             大祭 5月18日

古くより巳成金の信仰、縁結び、延命除災、商売繁昌の神として多くの人々の隠れた信仰があり、 また蛇は巳の神として白山神社の神使いでもあり、霊力に富み霊聖なるものとして神霊と大変関係 深いのであります。申すまでもなく、巳は「み」「身」に通じ、金銭財宝、並びに、福が身につく という縁起によるもので、又この巳のお詣りを昔から「福詣り」とも申し、巳の日は弁財天の縁日 でもあります。また、蛇の絵馬は落つる蛇のウロコにかわり願いを書いて棒げればその願いが成就 すると言い伝えられる心願成就の神様で今も多くの方々が絵馬を奉納されております。

絵馬には、資産運用、不動産、宝くじ等お金にまつわるお願い事が多く書かれております。


黄龍神社 おうりゅうじんじゃ              大祭 5月3日

陽悦詞に御名を拝し奉る黄龍八一分身金鵄供養宝船大権現。黄龍大権現は、天照大神の御出現に先 立つこと遙か古より世に出でられて土地造りをせられたる大神にして、深き歴史を有せられる。災 難消除・方除けの神様であり、鬼門金神の悪い方向を避けて善事に導くことで建築、開拓、土地、 産業に御力を尽くされ、また、転宅、嫁入、旅行など、今までと異なった生活に入らんとする方々 のため、量り知れない霊力によって無事安全、息災、病気平癒の祈願成就の霊験あらたかな神様で あらせられます。新潟地震、地盤沈下と相次ぐ新潟にこの災害を防ぎ再び起こらぬようにと昭和41 年、地主神、黄龍神社を当社北西の方角に建立致しました。


松尾神社 まつおじんじゃ           大祭 4月16日  秋祭 10月16日

ご祭神 大山咋神、中津鳥姫神(市杵島姫神=弁財天)

京都 松尾大社より御分霊を戴く。古くは現在の白山公園内に松尾神社がありましたが、白山公園 造成にあたり、明治六年白山神社本殿に合祀されました。その後、昭和39年に現在の地に再興さ れました。

大山咋神は醸造の神様として新潟県内の酒造、味噌、醤油、酢等の製造、販売の方々より古くより 格別の崇敬を受けております。生業繁栄、米処、酒処新潟の守護神とされております。

市杵島姫命は弁財天とされ、財宝の神、美の神、また琵琶を持った像でも知られるように芸能の神 とされ、知恵、財福、戦勝、子孫繁栄の他、音楽・技芸、弁舌など芸能に関する神威を発揮する神 であり、新潟の芸事の神様、創造の神として古くより広く厚い信仰を集めております。


大黒さま(大国主神) だいこくさま(おおくにぬしのみこと)    大祭 7月30日

出雲大社の御祭神、大国主大神は縁結びの神として広く知られておりますが、縁結びとは単に男女 の縁を結ぶだけでなく、私どもが立派に成長しますように、社会が明るく楽しいものであるように とお互いの幸福のためのすぱらしい縁が結ばれるということなのです。仕事や学業、夢など様々な 福とのご縁もかなえてくださるとされております。大黒さま、福の神として親しまれている大国主 大神さまが、多くの方々から広く深い信仰を受けておられるのもこの「むすび」という愛情を私ど もに限りなくそそいでくださるからです。皆様方が、大黒さまの幸せのご縁をいただかれて、明る く安らかに過ごすことが出来ることと思います。

霊峰白山の大汝峰の頂上にも大黒さまがお祀りされており、当社でも縁深くお祀りしております。 現在では米俵に乗り福袋と打出の小槌を持った福の神の姿から、子宝、子授けの神ともされており ます。大黒さまは福の神で、商売繁盛、家内円満、いつもニコニコの御神徳を有され、特に商売に 関わる方々に福を授ける神として、新潟の繁盛大黒として古くより厚い尊崇を受けております。


住吉神社 すみよしじんじゃ                8月上旬(新潟まつり)

享保6年(1731)洪水により、阿賀野川の流れが変わった影響で新潟湊の水深が浅くなり入港 船舶が減少したことから、港勢回復、商売繁盛を願う切実な願いにより、大阪住吉大社より住吉大 神(底筒男命、中筒児命、表筒男命)、息長足姫(神功皇后)を勧請して祀ったものです。延享5 年(1748)には白山神社境内に住吉神社が建立されたとされております。現在の本町13、1 4番町に鎮座していた湊祭(住吉祭)発祥である湊元神社の住吉神もその後合祀されております。

明治6年に白山公園造成にあたり住吉神社は取り壊され、白山神社本殿に住吉三神と、息長足姫は 白山神社本殿に合祀されます。その後、住吉神社は大正2年に再建され、玉橋脇に「新潟湊鎮護住 吉神社」と石の大きな社号標が建立されているように、湊町新潟の商売繁盛、海上守護の住吉大神 と神輿をお祀りしております。この神輿は新潟まつり(住吉祭)に際して、御座船に奉戴して市中 を巡行する神興で安政5年(1858)に造られたものであります。


御稲御倉 みしねのみくら                   大祭 10月17日

御稲御倉は伊勢神宮第59回式年遷宮に全国民の浄財によって昭和28年伊勢神宮に建立されたも のです。お供えする抜穂の御稲を納めるものでありまして、外宮にはなく内宮にのみ建てられてあ るものでご正宮に比べると小さいですが伊勢神宮独特の唯一神明造であります。当神社が昭和39 年の新潟地震において御本殿、御社殿が倒壊寸前になり宝蔵庫が倒壊し、復興に全力を注いでる中 、昭和49年、光栄にも由緒ある御稲御倉を御下賜頂きました。

「稲」は収穫されて「米」となります。「米」は豊かさの象徴であり、古来より貨幣と同じように 扱われてまいりました。貨幣価値を持つ米は、経済に通じるとされ、お稲荷さんは商売繁盛の神と して仕事で成功を願う人々の参詣が途絶えません。米一粒が何倍にも増えることと同じように財が 増える、商売繁盛、繁栄のご利益に優れた神様が稲荷大神であります、このように稲荷大神は、古 来より稲作をはじめ、農業の守護、五穀豊穣はもとより、商売繁盛、事業繁栄、子孫繁栄のご利益 がある神様として広く信仰されております。


道祖神 どうそじん                      大祭 1月15日

外から襲いかかる疫神悪霊を祓い、男神、女神が刻まれているところから、子授け、子育て、縁結 び、夫婦円満に霊験ありと言われる神様です。道祖神は一般的にサイノカミと呼ばれ長野、山梨な どに多いのですが、日本の最北端に安置されたということでその意義は大きいものがあります。夫 婦で餅をついている道祖神で、仲良く餅をつく姿がなんだかとても微笑ましいのですが、臼は女性 、杵は男性に見立てられているとのことで、実はとても意味深でもあります。

戌の日や土日には安産、子宝のご利益があるということで、遠方よりおまいりに訪れる方々で列が でき、熱心におまいりする方々が大勢おられます。

白山神社 しおりより


大黒さま

7月30日

御祭神大国主大神(おおくにぬしのおおかみ=だいこくさま)

御神徳

商売繁盛、営業繁栄、社運隆昌、開運招福、良縁結び、家庭円満、家内安全、家運隆昌

出雲大社の御祭神、大国主大神は縁結びの神として広く知られておりますが、縁結びとは単に男女 の縁を結ぶだけでなく、私どもが立派に成長しますように、社会が明るく楽しいものであるように とお互いの幸福のためのすばらしい縁がむすばれるということなのです。仕事や学業、夢など様々 な福とのご縁もかなえてくださるとされております。だいこくさま、福の神として親しまれている 大国主大神さまが、多くの方々から広く深い信仰を受けておられるのもこの「むすび」という愛情 を私どもに限りなくそそいでくださるからです。皆様方が、ダイコクさまの幸せのご縁をいただか れて、明るく安らかに過ごすことが出来ることと思います。

霊峰白山の大汝峰の頂上にも大黒さまがお祀りされており、当社でも縁深くお祀りしております。 現在では米俵に乗り福袋と打出の小槌を持った福の神の姿から、子宝、子授けの神ともされており ます。大黒さまは福の神で、商売繁盛、家内円満、いつもニコニコの御神徳を有され、特に商売に 関わる方々に福を授ける神として、新潟の繁盛大黒として古くより厚い尊崇を受けております。


御稲御倉

10月17日

御祭神

御稲御倉神、稲荷大神

御神徳

五穀豊穣、農事安全、商売繁盛

御稲御倉は伊勢神宮第59回式年遷宮に全国民の浄財によって昭和28年伊勢神宮に建立されたも のです。

お供えする抜穂の御稲を納めるものでありまして、外宮にはなく内宮にのみ建てられてあるもので ご正宮に比べると小さいですが伊勢神宮独特の唯一神明造であります。当神社が昭和39年の新潟 地震において御本殿、御社殿が倒壊寸前になり宝蔵庫が倒壊し、復興に全力を注いでる中、昭和4 9年、光栄にも由緒ある御稲御倉を御下賜頂きました。

稲荷大神 = 宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)

宇迦之御魂神は倉稲魂神とも記され、別名を豊宇気比売神(とようけひめのかみ)、保食神(うけ もちのかみ)、大宜都比売神(おおげつひめのかみ)と申します。

「うか」「うけ」は古く、食物を意味する言葉であり、また、「稲荷」は「稲生り」「稲成り」イ ネナリ、イネニナルの意味であります。稲荷神像が稲を荷っているところから「稲荷」の字があて られたといわれております。

「稲」は収穫されて「米」となります。「米」は豊かさの象徴であり、古来より貨幣と同じように 扱われてまいりました。貨幣価値を持つ米は、経済に通じるとされ、お稲荷さんは商売繁盛の神と して仕事で成功を願う人々の参詣が途絶えません。

米一粒が何倍にも増えることと同じように財が増える、商売繁盛、繁栄のご利益に優れた神様が稲 荷大神であります。

このように稲荷大神は、古来より稲作をはじめ、農業の守護、五穀豊穣はもとより、商売繁盛、事 業繁栄、子孫繁栄のご利益がある神様として広く信仰されております。

また、2月の初午の日は「福まいり」とされ、特にお稲荷さんの強い力にあずかれるとされ多くの 方がおまいりに訪れます。

境内 案内板より


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