京都 雨宝院(うほういん)(西陣聖天)      Ufoin Temple        天空仙人の神社仏閣めぐり

雨宝院のさくら

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「雨宝院」「雨宝院」
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「観音堂」「染殿の井」
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雨宝院(うほういん)(西陣聖天)

Ufoin Temple

京都市上京区智恵光院通上立売上る聖天町9−3

9-3,Shoten-cho,kamidachiuri-agaru,Chiekouin-dori,Kamigyo-ku,Kyoto-shi,Kyoto


雨宝院(西陣聖天)

北向山(ほっこうさん)雨宝院と号する古義真言宗の寺で、「西陣の聖天さん」として親し まれている。

本堂に安置する本尊「聖天(しょうてん)(大聖(だいしょう)歓喜天(かんきてん)) 像」は、821年、弘法大師(空海上人)が嵯峨天皇の御悩平癒(へいゆ)を祈願して安 置したものとされ、それが当寺の始まりと伝えられる。

観音堂に安置する千手観音立像は、重要文化財に指定されており、また、大師堂の本尊は 汗をかくほど辛いことでも助けてくれるという「阿吽(あうん)あせかき弘法大師像」と して知られている。

境内東南には、その水を染物に用いるとよく染まるとして有名な「染殿の井(そめどのい) 」があり、夏の旱魃(かんばつ)時でも涸(か)れることがない。また、本堂前の「歓喜 桜(かんきざくら)」は、御室の八重桜と同種のもので、根元から八重の花を咲かせる。 その隣にある「時雨(しぐれ)の松」は、久邇宮朝彦(くにのみやともひこ)親王が当院 参詣の折、その下でにわか雨をしのがれたと伝えられている。

門前 京都市 案内板より


染殿井

この井戸は「染殿井」(そめどのい)と呼ばれています。

染色に適した軟水で、西陣の染色業者達が「染物がよく染まる」と重宝したといわれてい ます。

本隆寺の千代の井、首途八幡宮の桜井、個人宅にある安居井、鹿子井とともに「西陣五水 」にも数えられています。染色には大量の水が必要ですので、狭い区域にこうして井戸が 沢山ある事も西陣が染め物で栄えた理由のひとつだったのかもしれません。

ちなみに京都御所内にも清和天皇の母君が住まわれた「染殿」にちなむ「染殿井」という 同じ名前の井戸があります。

雨宝院


境内参拝自由(事前に申し込めば、千手観音立像や堂内の拝観ができる)

節分の2月3日はご開帳があり、堂内を外からも見ることが終日可能。


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