春日大社(かすが たいしゃ)
     Kasuga Taisha Shrine
           29.MAY.1999
                 天空仙人の神社仏閣めぐり
春日大社 Official Page
春日大社 春日大社
「春日大社」
Kasuga Taisha Shrine

春日大社 回廊 春日大社 灯籠
「回廊」「灯籠」
KAIROUTOH-ROH

春日大社 春日大社 釣り灯篭
「釣り灯篭」
TURI-TOHRO

春日大社 蘭陵王 春日大社 土鈴
「蘭陵王」「土鈴」
RAN-RYO-OUDOREI

春日大社 絵馬 春日大社 絵馬
「絵馬」「絵馬」
EMAEMA

春日大社 絵馬
「絵馬」
EMA

世界遺産 春日大社(かすが たいしゃ)

Kasuga Taisha Shrine

奈良県奈良市春日野町16

16,Kasugano-Cho,Nara-Shi

TEL:0742-22-7788

JR、近鉄奈良駅から春日大社前行きバスで終点下車徒歩約5分


大宮(御本殿)御祭神

第一殿 武甕槌命様

第二殿 経津主命様

第三殿 天児屋根命様

第四殿 比売神様


御由緒

春日大社は、今からおよそ千三百年前、奈良に都ができた頃、日本の国の繁栄と国民の幸せを願っ て、遠く鹿島神宮から武甕槌命様を、神山御蓋山の山頂浮雲峰にお迎えし、やがて天平の文化華や かなる神護景雲二年(768)、十一月九日、中腹となる今の地に壮麗な社殿を造営して香取神宮 から経津主命様、また枚岡神社から天児屋根命様・比売神様の尊い神々様をお招きし、併せお祀り 申し上げたのが当社の始まりです。

御祭神である武甕槌命様・経津主命様は、日本の国を秩序ある国にするためにあらゆる神々と交渉 され、平和裡に治められたご功績ある神様であります。また天児屋根命様は神事と政治を守り導か れる神様として、比売神様は天児屋根命様の妃神で平和と愛の神様としてお祀りされ、それぞれの 霊験を仰ぎ御加護を頂いてまいりました。この四柱の神々様は、それぞれ端正な春日造の御本殿( 国宝)に鎮座されており、最も尊崇すべき神々として春日皇大神と申し上げ、また、春日四所明神、 春日大明神とも申し上げてまいりました。

御創建以来当社は、千古の森の中に朱の柱、白い壁、そして自然の檜皮屋根の本殿・社殿が往古と 変わらぬ壮麗で瑞々しいお姿で鎮まっておられます。これは、二十年毎に斎行される式年造替とい う制度により、社殿の御修繕、御調度の新調、祭儀の厳修により日本人の命と信仰が連綿と受け継 がれてきたからです。これにより、清々しくも尊厳ある気が境内に満ち、神様の広大無辺なるお力 や有り難さがしみじみと感じられる名社として今日に至っております。また、全国三千に及ぷ春日 の御分社、奉納された三千基の燈籠は、その厚い信仰の広がりを示しております。

そして今日も昔と変わらず、毎日朝夕の神事の御奉仕を始め、年間一千余程にも及ぷお祭りが行わ れ、日本の国はもとより、世界の平和、萬民の幸福、そして共存共栄を祈り続けられているのです。


若宮

十二月十五日〜十八日に執行される春日若宮おん祭(重要無形民俗文化財)は、1136年折りか らの長雨のため全国に疫病や飢饉が蔓延し、これを鎮めるために始められた祭典で、平安時代より 現在に至るまで絶えることなく奉仕され続けている、日本を代表するお祭の一つです。このお祭は 神様が本殿から御旅所にお遷りになり、再びお還りになる古代の祭を伝える遷幸・還幸の儀や華や かな時代絵巻が繰り広げられるお渡り式をはじめ、平安朝以来の貴重な芸能が数多く演じられる御 旅所祭などが行われます。


夫婦大国社

日本で唯一、ご夫婦の大国様をお祀りしたお社で、夫婦円満、縁結びの神様として称えられ、古く より篤い信仰を集めています。また、このお社は女大国様の持っておられる甲福杓子にあやかった 杓子に祈願を記し、奉納する風習があります。


The Origin of Kasuga Taisha

Kasuga Taisha was founded in 768 when Nara was nominated as the ancient capital city of Japan. With great respect, the deity of Takemikazuchi-no-mikoto had landed to the tip of the sacred Mikasayama Hill which is called "Ukigumo-no-mine"meaning cloudy peaks. On the 9th of November in 768, the magnificent shrine structures were built on the hillside. At this time Tempyo Culture flourished. The deity of Futsunushi-no-mikoto from Katori Jingu Shrine and the deity of Amenokoyane-no-mikoto and his consort Himegami from Hiraoka Shrine were also enshrined together

Unifying the country in a well-ordered manner. Takemikazuchi-no-mikoto has greatly contributed to making peace among all deities. Amenokoyane- no-mikoto is the deity of ritual ceremony and Politics. His consort Himegami,is the deity of love and peace. Each deity is enshrined with great respect in the Kasuga style shrine buildings with in the main sanctuary.

The Shrine, originally constructed in the primeval forest, stands unchanged with vermeil pillars, white walled buildings and cypress-bark roof tops. Structurally stylistic and timeless since its foundation.

Once every 20 years, the Shrine buildings are restored. Fittings are updated and strict, sacred, ritual ceremonies are held and passed down to bless the renovations. The Shrine precinct is filled with a clear atmosphere and dignity. There are about 3,000 Kasuga Shrines in japan. The number of 3,000 lanterns is dedicated in the shrine precinct. This reinforces the deities of Kasuga and is widely accepted throughout the nation.

Kasuga Taisha lives on, encompassing values and traditions, customs and rituals that still play a part in everyday life in Japan. It stands, simple and timeless offering a sanctuary for those valuing the richness of the past connecting us with today.


Wakamiya Jinja

Kasuga Wakamiya On-matsuri Festival (Important Intangible Cultural Property) is held on the 15th to the 17th of December. In 1136, when a long rain caused famine and epidemics throughout the nation. This festival has started to save people. This festival has been held every year since Heian period (the 12th century) as one, of the Japanese representative ceremony In this festival, the deity of Wakamiya is escorted to the detached shrine called "otabisho"; and he is escorted again to his dwelling shrine. (Senko-no-gi. Kanko-no-gi). The traditional grand procession and traditional performing arts that have been passed down since Heian period are offered in Otabisho-sai ceremony.


Meoto Daikokusha

This is the only shrine that enshrines married couple deities. From ancient times, this shrine has been respectfully worshipped for its divine grace in match-making and happy marriage. Also, people donate sacred rice paddles because the female deity of this shrine holds a rice paddle.

以上 春日大社 パンフレットより


ご由緒

今から1200年ほど昔の奈良時代、時の朝廷は各地方の氏族が信仰する神々を廃せず、 天皇自らが宮中で共にお祭りを奉仕されるという世にも稀な方法で全国を統一なされまし た。相手を滅ぼさず、神々を共にお祀り申し上げる共生という姿で全国の共通の本当の神 道と伝統を広め伝えられてこられたのです。

また、人口数十万の大都市平城京では水の確保が大きな問題となります。生物に生きる力 を与え、全てのものを清める力をもった水は不可欠でありました。

当社第一殿の武甕槌命(たけみかづちのみこと)様と第二殿の経津主命様(ふつぬしのみ こと)は共に、天照大神様の御子孫が高天原から天降りをなされるのに先立ち、大国主命 様はじめ多くの神々と和平を結ぶ大功のあった尊い神々であり、関東の利根川のほとりの 鹿島神宮と香取神宮に大変お力の強い神様として、また水を治める霊験あらたかな神様と してお祀りされていました。

第三殿の天児屋根命(あめのこやねのみこと)様は、天の岩戸にお籠もりになった天照大 神様にお出ましを願うべく、お祭を行われた祭事・政治(まつりごと)の神様で河内国枚 岡神社に比売神様と共にお祀りされ、西日本に広く信仰されていました。

この四柱の神々を神護景雲二年(768)ご託宣(おつげ)により最もふさわしい場所を 選んでお祀りし奈良の都を治め、ひいては日本全国を治めようと初めて創建されたのがこ の春日大社なのです。

また、平安時代には水を司るに絶大なる力を発揮される天押雲根命様を若宮神社にお祀り して五穀豊穣と大和国の安寧を祈りました。

以来、神様の気を枯らす様な行いをしないようにケガレを厳重に祓ってお祭を奉仕し、国 中の平和を保つて、海川山野各地からとれる物を欠かすことなく心をこめてお供え致して 日々日本の国はもとより、世界の平和と人類の幸福をお祈り申し上げております。

春日大社 慈悲萬行「しおり」より


春日大社社頭(特別参拝)ご案内


春日大社 境内図
「境内図」

(1)イチョウ 樹齢700年、周囲5.3m。落葉時はこの辺り黄一色となる。

(2)桂昌院奉納燈籠

おたまの方は京都の八百屋の次女として生れた。春日の局の計らいで公卿二条家の臣本庄 宗正の養女となり、徳川三代将軍家光の側室となって、五代将軍綱吉を生んだ。後に桂昌 院となる。笠には三ツ葉葵と郷の本庄氏の家紋゛九目結゛が交互に入っている。「元禄1 0年(1697)金燈籠奉納」の銘がある。

(3)本庄宗資奉納燈籠

桂昌院との縁により本庄宗資は五代将軍網吉に仕え、笠間城主に出世した。金属の燈籠で はこれが一番大きい。

(4)片桐石見守貞昌奉納燈籠

(右より十五番目)片桐且元の甥。大和小泉の城主。小堀遠州の後継として四代将軍家綱 の茶道指範となる。慈光院書院と庭園は石州貞昌の晩年の作である。

(5)中納言藤原定功奉納燈籠

(左より二つ目・三つ目)「元治元年四月廿五日臨時奉幣使勤仕於神前思起同年秋奉納馬 」の銘がある。鹿の彫金が見事である。

(6)御本殿

向って宕より第一殿武蓬槌命。第二殿経津主命。第三殿天児屋根命。第四殿比売神をお祀 りする。春日四所明神と称し、慈悲万行の神として崇敬されている。国宝。

(7)中門・御廊

中央が中門。向って右が東御廊、左が西御廊。大方の祭典はここでとり行なわれる。神職 は左吉の御廊に座す。重文。

(8)近衝篤麿奉納燈籠

(中門内金燈籠)五摂家の筆頭。文麿(昭和の近衛内閣)、秀麿(指揮者)の父。公爵、 貴族院議長、学習院長を勤めた。明治14年8月奉納。釣燈籠では、最大。

(9)稲垣

稲穂をこのところに掛け、神前にお供するのでこの名がある。今も2月17日の祈年祭、 3月13日の春日祭、11月23日の新嘗祭にこの姿を見ることが出来る。

(10)大宮型燈籠

当社の燈籠には神前型、柚木型、御間型、被戸型、験記型等さまざまな型があるが、世に 春日燈籠と称されているのはこの燈籠のことである。

(11)林檎の木

りんごは、シルクロードを通って平安時代に初めてわが国に入ってきた当時貴重なりんご を高倉天皇がこの庭にお手植されたと伝えられている。

(12)林檎の庭

りんごの木があることからこの名がある。春日祭をはじめ種々の祭礼がこの庭でとり行な われ舞楽、和舞、神楽等が舞われる。

(13)幣殿・舞殿

東二間が幣殿、西三間が舞殿で一棟となっている。奈良の薪能はこの建物と若宮でとり行 なわれる。重文。

(14)直会殿

春日祭に勅使一行がこの建物で直会の儀を行なう。重文。

(15)大杉

樹齢800年。周囲9m。境内は、昼なお暗い原生林であったが、昭和36年の第二室戸 台風で多数の巨木が倒れた。若宮の大楠(周囲11.2m、県下一の巨木)とともにこの 大杉が当時の面影を留めている。

(16)柏槙(真柏)

樹齢600年。周囲3m。重文の直会殿の屋根をつらぬいている。建物に障害となるが、 生きた木を大切に守っている姿は外国人からも称賛されている。

(17)岩本神社

住吉の神を祀り、祓いの神、和歌の神としての信仰がある。

(18)移殿(内侍殿)

二十年に一度ご本殿を造り替える「式年造替」の折に、四柱の神をこの建物にお移しする 。また内侍が詰めていたところから内侍殿ともいう。

(19)捻廊

元は、まっすぐであったが、江戸時代に左甚五郎が斜めに捻じて改修したと伝之られてい る。重文。

(20)七種寄生木

いす、ふじ、つばき、なんてん、もみじ、さくら、にわとこの七種が寄生した珍らしい木。

(21)風宮神社

祓いの神を祀る。やどり木のかたわらにあることから「子供がやどるように」との信仰が 古くからある。

(22)宝庫

御鏡、御太刀、御鉾、御弓矢のご神宝が納められている。春日祭には、これらを各御殿に 御供えする。重文。

(23)椿本神社

ご祭神は角振神。勇猛壊災の神で春日大社の脊属神と伝えられている。神護景雲四年(770)鎮座。

(24)多賀神社

万物の生みの祖神。伊弊諾命を祀る。久安2年(1146)鎮座。

(25)御手洗川

鎌倉時代に春日山から流れくる浄水を廻廊内に引き入れ、参拝者がこの川で手を清めた。

(26)大久保石見守奉納燈籠

(角より三つ目)大久保石見守長安は、猿楽師金春士郎喜然の子。家康からその才覚を認 められ、石見銀山、佐渡銀山、伊豆銀山の奉行となり、甲州流採鉱法に外国の新法を加味 して大規模な採掘を行ない、空前の成績をあげてその地位を高めた。「大久保石見守慶長 十一年」の銘がある。

(27)内侍門

かって春日祭に内侍が参入したところからこの名がある。重文。

(28)清浄門

神仏混交時代には、僧正門と名付けられていたが、明治の神仏分離により、この名に改め られた。重文。

(29)慶賀門

藤原氏専用の門で、他の門と異なり格天井となっている。春日祭には藤原氏の勅使はこの 門より参入する。重文。

(30)砂ずりの藤

樹齢600年。当社の社紋「下り藤」から藤が大切に撫育されてきた。五月初旬の境内は、 藤波で咲き匂う。とくにこの藤は棚が無かった時代、風にゆられて地にすれるほど長いと ころからこの名がある。

(31)南門

元は鳥居であったが、治承3年(1179)に楼門に改められた。重文。


摂社さん、末社さん

神社名例祭ご神徳
摂社 若宮12/17学問芸能・健康長寿・五穀豊穣を叶えてくださる神様
末社 手力雄(たちからお)神社4/1勇気と力を授けてくださる神様
末社 飛来天(ひらいてん)神社4/1航空の安全を守ってくださる神様
末社 八雷(はちらい)神社4/15雷除け・雨乞いの神様
末社 栗柄(くりから)神社4/15災いを祓ってくださる神様
末社 海本(かいのもと)神社4/25食物の安全を守ってくださる神様
末社 杉本神社4/25願いを取り次いでくださる神様
末社 佐軍(さぐん)神社4/25悪因悪縁を断ち切られる神様
末社 椿本(つばきもと)神社5/2春日様の御従神で魔除けの神様
末社 風宮(かぜのみや)神社9/1風神・子供を授けてくださる神様
末社 多賀(たが)神社4/22延命長寿を守ってくださる神様
末社 岩本神社12/16試験合格を叶えてくださる神様
末社 青榊(あおさかき)神社5/25裁判の勝訴・争いごとを有利に導いてくださる神様
末社 辛榊(からさかき)神社5/25裁判の勝訴・争いごとを有利に導いてくださる神様
末社 穴栗(あなぐり)神社5/25幸福を授けてくださる神様
末社 井栗神社5/25物事を発展させてくださる神様
摂社 榎本神社11/1延命長寿・人生の導きの神様
摂社 水谷(みずや)神社4/5あらゆる病を治してくださる神様
末社 一言主(ひとことぬし)神社6/5一件を心より祈願すれば叶えてくださる神様
末社 総宮(そうぐう)神社6/5建物の堅固を守ってくださる神様
末社 船戸(ふなど)神社6/5交通の安全を守ってくださる神様
末社 手力雄(たちからお)神社8/11勇気と力を授けてくださる神様
末社 通合(つごう)神社12/24入試合格を叶えてくださる神様
末社 夫婦大黒社(めおとだいこくしゃ)11/16縁結び・商売繁盛の福の神様
末社 三十八所(さんじゅうはっしょ)神社4/3開運・厄除けの神様
末社 南宮(なんぐう)神社8/29金運・財運を守ってくださる神様
末社 兵主(ひょうす)神社8/29何事も勝利に導いてくださる神様
末社 三輪神社11/25子供の成長を守ってくださる神様
末社 広瀬神社11/25衣食住を守ってくださる神様
末社 葛城(かつらぎ)神社11/25一件を心より祈願すれば叶えてくださる神様
末社 佐良気(さらけ)神社1/10金運・文芸上達のエビス様
摂社 紀伊(きい)神社9/15山林・樹木を守ってくださる神様
末社 宗像(むなかた)神社7/7金運・招福・技芸を司る神様
末社 金龍(きんりゅう)神社8/25金運・開運を守ってくださる神様
末社 祓戸(はらえど)神社6/30罪穢を祓ってくださる祓えの神様
摂社 本宮神社遙拝所
末社 白乳・赤乳神社遙拝所白乳神社は腰から上、赤乳神社は腰から下の婦人病を治してくださる神様


神道では、西洋の「ゴット」とか「メシア」という様な、全てを司る絶対神はいらっしゃ いません。

昔から神道の神様を総称して八百万の神と申し上げるように、多くの神様がお祀りされて きました。

それぞれの神様のご神徳はもとより広大無辺ですが、大国さまは緑結びの神様として、ま た恵比寿様は商売繁盛の神様として篤く信仰されているように、神々様には、それぞれに 優れたお力を発揮される分野があるとされています。私達が日々健康で幸せな生活を営め るのも多くの神様が持ち分けて、お見守りくださっているお蔭なのです。

現在春日大社には61社もの摂社・末社がお鎮りになっています。この機会に境内摂社末 社めぐりをなされ、日頃からいただいている神様のご恩に感謝し、明るく豊かな生活、一 層のご守護をご祈願されますようご案内申し上げます。

ご祈願別巡拝コース

愛情祈願コース(所要時間20分)

大宮→若宮→23夫婦大国社→24三十八所神社→26兵主神社→P水谷神社

金運・福の神コース(所要時間40分)

27三輪神社→26兵主神社→25南宮神社→若宮→23夫婦大国社→28広瀬神社→ 29葛城神社→29三十八所神社→30佐良気神社→33金龍神社→32宗像神社→31紀伊神社


運気好転・開運招福祈願コース(所要時間30分)

大宮→G椿本神社→若宮→23夫婦大国社→24三十八所神社→32宗像神社→Q一言主神社


若宮(わかみや)

【ご祭神】天押雲根命

【ご神徳】学問芸能・健康長寿・五穀豊穣を叶えて下さる神様

【ノート】12月15日〜12月18日に執行される春日若宮おん祭(重要無形民俗文化 財)は、1136年折りからの長雨のため全国に疫病や飢饉が蔓延し、これを鎮めるため に始められた祭典で、平安時代より現在に至るまで絶えることなく奉仕され続けている、 日本を代表するお祭の一つ。このお祭は神様が本殿から御旅所にお遷りになり、再びお遷 りになる古代の祭りを伝える遷幸・還幸の儀や華やかな時代絵巻が繰り広げられるお渡り 式をはじめ、平安朝以来の貴重な芸能が数多く演じられる御旅所祭など、拝見する者を魅 了します。


三輪神社(みわじんじゃ)              27番

【ご祭神】少彦名命

【ご神徳】子供の成長に関する真剣を願いを叶えて下さる神様

【ノート】古くは一童社と申し上げ、子育て、智恵授けの神様として信仰を集めています。


金龍神社(きんりゅうじんじゃ)           33番

【ご祭神】金龍大神

【ご神徳】金運・開運を守って下さる神様

【ノート】後醍醐天皇に御緑り深いお社。ご社名の由来は禁裏殿(天皇の御住居)が訛っ たものとも。現在では金運を司る神様としても篤い信仰をあつめています。毎月はじめの 辰の日は初辰祭を執り行っていますので、日時をご確認の上ご参列ください。


紀伊神社(きいじんじゃ〕               31番

【ご祭神】五十猛命・大屋津姫命・抓津姫命

【ご神徳】山林・樹木を守って下さる神様

【ノート】五十猛命は天上界から樹木の種を持って天降り、日本中にその種をまいて国土 を緑化されました。また、生命の根源、神の気を司る神様でもあります。


水谷神社(みずやじんじゃ)               17番

【ご祭神】素盞嗚命・大己貴命・奇稲田姫命

【ご神徳】あらゆる病を治して下さる神様

【ノート】4月5日のご例祭は鎮花祭といい、ご神前に桜花を捧げ、悪疫退散を祈願しま す。また社伝神楽や祢宜座による狂言が奉納されます。


一言主神社(ひとことぬしじんじや)            18番

【ご祭神】一言主神

【ご神徳】一件を心より祈願すれば叶えて下さる神様

【ノート】善事も思事も一言で判別され、ただ一事のみ祈れば叶えて下さると、篤い信仰 をあつめる神社で、御祈祷所でご祈祷を受けられたのち、お参りすれば絶大なるご神徳を 仰ぐ事が出来るでしょう。


祓戸神社(はらえどじんじゃ)               34番

【ご祭神】瀬織津姫神

【ご神徳】罪穢を祓って下さる祓えの神様

【ノート】知らず知らずに身についてしまう罪穢を祓い浄める大祓式は、6月30月と1 2月31日の年2回当社前でおこなわれます。参拝にあたっては先ずこのお社に参拝し、 心身を浄めた後に大宮、若宮にお参りすることか礼儀であります。


椿本神社(つはきもとじんじゃ)              8番

【ご祭神】角振神

【ご神徳】春日様の御従神で魔除けの神様

【ノート】鎌倉時代に奉納された絵巻物「春日権現験記」に、当社のご祭神が、悪霊を退 治された霊験譚が記されています。


風宮神社(かぜのみやじんじゃ)              9番

【ご祭神】級長津彦命・級長津姫命

【ご神徳】風神・子供を授けて下さる神様

【ノート】風の神様で、人間の息との関係から生命を司る神様として信仰を集めています。 このお社にはカゴノキ・ヤマザクラ・ツバキ・ナンテン・ニワトコ・フジ・モミジの七種 の木が共生している珍しい七種の宿木があり、子を宿される霊木として子授けの信仰があ ります。


日本唯一 夫婦大国社(めおとだいこくしゃ)        23番

【ご祭神】大国主命・須勢理比売命

【ご神徳】緑結び・商売繁盛の福の神様

【ノート】日本で唯一、ご夫婦の大国様をお祀りしたお社で「走元の大国様」と称えられ、 良縁・商売繁昌を願って叶えられぬことなしと伝えられ、古くより篤い信仰を集めていま す。またこのお社には女神様の持っておられる甲福杓子にあやかった杓子に祈願を記し、 奉納する風習があります。


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