大悲山 笠森寺(かさもりじ) 笠森観音      Kasamoriji Temple    坂東三十三観音霊場第31番札所      25.Oct.2014         天空仙人の神社仏閣めぐり

笠森寺(笠森観音)Official Page
大悲山 笠森寺(笠森観音)本堂
「笠森寺(笠森観音)観音堂」

大悲山 笠森寺(笠森観音) 仁王門(山門) 大悲山 笠森寺(笠森観音) 観音堂
「山門」「観音堂」
SanmonKannondo
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大悲山 笠森寺(笠森観音) 観音堂 大悲山 笠森寺(笠森観音) 
「観音堂」「観音堂」
KannondoKannondo
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大悲山 笠森寺(笠森観音) 回向柱 大悲山 笠森寺(笠森観音) 宝篋印陀羅尼塔
「回向柱」「宝篋印陀羅尼塔」
Eko-bashiraHoukyoin-Daranito
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大悲山 笠森寺(笠森観音) 大悲山 笠森寺(笠森観音)
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大悲山 笠森寺(笠森観音)子安地蔵尊堂 大悲山 笠森寺(笠森観音)子安地蔵像
「子安地蔵尊堂」「子安地蔵像」
Koyasu-JizousondouKoyasu-Jizou
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大悲山 笠森寺(笠森観音)雷神像 大悲山 笠森寺(笠森観音)風神像
「雷神像」「風神像」
RaijinzoFujinzo
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大悲山 笠森寺(笠森観音)閻魔大王像 大悲山 笠森寺(笠森観音)奪衣婆像
「閻魔大王像」「奪衣婆」
EnmadaiouDatsueba
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大悲山 笠森寺(笠森観音)子授け観音 大悲山 笠森寺(笠森観音)子授けの楠
「子授け観音」「子授けの楠」
Kosazuke-kannonKosazuke no kusunoki
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坂東札所 第31番 大悲山 笠森寺(笠森観音)(かさもりじ)

Kasamoriji Temple

千葉県長生郡長南町笠森302

1245,Yana,Kisarazu-Shi,Chiba


第三十一番 大悲山 笠森寺(笠森観音)

宗派:天台宗

本尊:十一面観世音菩薩

開基:伝教大師

創立:延暦三年(784)

住所:千葉県長生郡長南町笠森302

【御詠歌】日はくるる 雨はふる野の 道すがら かかる旅路を たのむかさもり


大悲山笠森寺縁記

當寺は延暦年中天台宗宗祖傅教大師の御創立になった古刹で坂東第三十一番の観世音霊場であります。

この本堂は長元元年(1028)後一條天皇の勅願によって大内の番匠飛騨の工匠一條の康頼と堀川の友成による建造と伝えられ 現在国の重要文化財に指定され特別の保護がなされております。 昭和33年10月より同35年12月まで全解体復原大修理が実施され、 その昔の姿に復旧し又併せて火防その他の防災施設の完備により 全国唯一の貴重な文化財が後世に傅えられることが出来得るのは極めて意義深いことであります。

尚、観音山一帯は自然林で植物の豊富な群落です。又、地質學上この山を笠森層といわれております。

宝物としては重要文化財銅燈篭、應永年間作の磬及鰐口が知られております。

境内 案内板より


笠森観音は、正式名称を「天台宗・別格大本山笠森寺」と称し、 延暦3年(784)伝教大師最澄が楠の霊木で十一面観世音菩薩を刻み山上に安置し、開基されたと伝えられています。

観音堂は長元元年(1028)後一条天皇の勅願により建立され、 その建築様式は日本唯一の「四方懸造」として明治41年(1908)「国宝」に、 その後昭和25年(1950)「文化財保護法」の制定により「国指定重要文化財」となっています。

周辺の山々は「県立笠森鶴舞自然公園」に指定されており、 特に観音山は昭和45年(1970)「国指定天然記念物笠森寺自然林」として保護されています。 また笠森寺は「坂東三十三観音札所」の第三十一番札所として古来より巡礼の霊場となっています。


笠森観音 

正式名は「笠森寺」で、784年(延歴3年)の最澄の開基と伝えられています。坂東33観音霊場の第31番札所。 岩山を背に、それぞれ高さの違う61本の柱で支えられた全国でも珍しい「四方懸造」の観音堂があり、国の重要文化財となっています。 また、寺の周辺は千葉県笠森鶴舞自然公園に指定されており、自然につつまれた静かな景勝地となっています。

伝教大師の開基

駐車場脇の「女人板」の道標に沿って右に折れ、山上へとたどる方が容易。 しばらく行くと「子授けの楠」があり、これをくぐり抜けると子宝に恵まれるという。 いかにも庶民に親しまれている霊場の発想として、ほほえましいものである。やがて「男坂」と合流、さらに登りつめると二天門、 それを入ると境内の景観は一変する。あの有名な四方懸崖造りの本堂が、もうそこから間近く拝されるからである。 これが二代目広重の「諸国名所百景」の錦絵にも描かれたお堂である。

寺伝によれば延暦3年(784)伝教大師が東国巡錫の折、尾野上の山頂に霊光を拝され、楠の根かたに十一面観音像を感得、 楠の木で七尺六寸の尊像を刻み、開基になられたという。「光明と楠との縁をとりて大悲山楠光院と題し給へり」と『縁起』にみえている。楠の木で仏像が造られたという縁起を語る寺は、きまってその創建が古いといわれている。ここもその例にならう古刹である。

天下の奇構

長元元年(1028)後一条天皇の勅命で飛騨の工匠一条康頼と堀川友成が棟梁となって舞台造りの本堂を建てた。 だが焼失。現在のものは近年の解体修理の際、安土桃山時代の年号の墨書銘が発見されたので、その頃の再建ではないかといわれている。 岩丘の上に縦横に架け組まれた束柱の配列が生む構成は実に、木匠のなみなみならぬ腕の冴えが感じられる。

靴をぬぎ七十余段を登ると本堂の廻廊に出る。ここは高さ三十メートル。眺望はまことにすばらしい。 この本尊のいます主殿とそれをめぐる廻廊とからなる観音堂に身を置く参詣者は、雲上の浄土にある感を抱かずにはおられない。 土地の古老の話では九十九里方面からこの本堂前の杉の梢に「龍灯」が見られるという。まさに神秘の世界でもある。

堂内に入るとお手綱に良縁の願いをこめたハンカチや手拭いがどつさり結びつけられており、ご本尊の利生の豊かさが知られる。 このご本尊は十一面観音としてはめずらしく四臂のお像であり、背面腰部に室町時代の仏師慶賛が応永13年(1406)彫造したとの墨書がある。 楠の一木式寄木造りであり、この尊に対する地元の人々の信仰がいかに深いかは、ここでは楠の木を神聖視して小枝ですら たき木にしないとか。 岩の上に錫杖をもってお立ちになっているのは大和長谷寺系統のお姿といえよう。 本堂の片隅に「日蓮上人参籠の間」があり、墨田五郎時光との対面がここで行なわれ、 その時、墨田五郎が最初の信徒になったと伝えている。 『縁起』によれば、この観世音を信じていた美しい娘が宮中の后に選ばれ、報恩に伽藍を建てたという。 また天正・文禄・慶長・元和・寛永などの「巡礼札」が残されており、 なかでも天正10年(1582)同十三年のものは坂東札所の貴重な史料である。


笠森観音

笠森観音は、正式名称を「天台宗・別格大本山笠森寺」と称し、 延暦3年(784)伝教大師最澄上人が楠の霊木で十一面観世音菩薩を刻み山上に安置し、 開基されたと伝えられています。

観音堂は長元元年(1028)後一條天皇の勅願により建立され、 その建築様式は日本唯一の「四方懸造」として明治41年(1908)「国宝」に、 その後昭和25年(1950)「文化財保護法」の制定により「国指定重要文化財」となっています。 周辺の山々は「県立笠森鶴舞自然公園」に指定されており、 特に観音山は昭和45年(1970)「国指定天然記念物笠森寺自然林」として保護されています。

また笠森寺は「坂東三十三観音札所」の第三十一番札所として古来より巡礼の霊場となっています。

Kasamori-Kamon

Kasamori-Kamon,formally named"Tendaishu Bekkaku-Daihonzan Kasamori-Ji (Extra-Status Cathedral of Tendai Sect Kasaoori-ji Temple)," was founded by Saicho(the founder of the Tendai Sect)in 784 A.D.with an image of an eleven-faced Kamon(Goddess of Mercy)enshrined at the top of the mountain.Kannon-Do(the temple dedicated to Kannon),being a sole structure in Japan in a style called "Shiho Kakezukuri"was built by the direct order of Emperor Goichijo in 1028 A.D.,and is registered as national important cultural property. The surrounding mountains are designated as natural park area by the prefectural government.Especally,the natural forest of the mountain on which Kannon-Do stands is protected as precious natural product by the national government

*Remove shoes when entering Kannon-Do.

主な行事

□毎月17・18日 大般若経転読会

□元日 修正会

□2月3日 節分会

□4月8日  花まつり

□大晦日 除夜法要・除夜の鐘

□丑・午年の10月17日〜11月18日御開帳

(11月3日 中回向大法要)

笠森観音 パンフレットより


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